November 8, 2014, 11:00 am
先日、北海道 生田原にある「コロポックル影絵美術館」で、
世界最大の影絵「光彩陸離」を見て来ました。
その全容を、これから数回に分けてご紹介して参ります。
が、今回はいわば、その予告編 兼 おさらい編。
あまりにも巨大なため、個別の部分をご紹介する前に、
まずはその全体像を見ていただこうと思います。
(画像の右下をクリックして、ぜひ拡大してみてください)
こちらは、以前にも掲載したポスターによる全景。
これを四季に分けてみると・・・
まずは、春。
春であると同時に、これは夜明けの場面。
夏。
太陽は天頂に昇り詰め・・・
秋。
やがて夕日となって大地に沈みます。
そして冬。
澄み渡った夜空に煌々と輝く月が現れました。
・・・圧倒的世界観に畏怖の念さえ抱かせる、藤城先生渾身の大作。
随時 心を込めてご紹介して参ります。
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November 10, 2014, 4:26 pm
11月14日の大阪展トークショー並びにサイン会、
中止!!
「日本一大阪人パノラマ」の完成を優先。
・・・続報が入りましたらすぐにアップします。
「日本一~」がいずれ完成お披露目するとき、
再度トークショー開催の可能性はないのでしょうか?
そして何にも増して、「日本一~」はいつ完成するのでしょう??
とても気掛かりです(汗)
◆関西テレビ 藤城清治世界展 トークショー中止案内
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November 11, 2014, 10:59 am
11月8日、藤城清治美術館で
ケロヨン・グリーティングがありました♪
紅葉真っ盛りの正門前。
青空が広がり、最高のケロヨン日和りです。
ケロヨンとタッチ!
このショット、最高にキュート!
なんて素敵なポーズ♪
なんて素晴らしい微笑み(^o^)
まさしく老若男女の人気者。
みなさんいい笑顔です。
二人して、イェ~イ!
・・・って、女の子はちょっぴりはにかんでいますが、
見てると僕まで(年甲斐もなく)はにかんでしまいます(^^;)
このカップルの方たちも、昔のケロヨンを知らない世代。
なのにこのノリ!(^_^)v
誰に向かって叫んでる?
野生の雄叫びでしょうか??
アハハ、ウケてます(^_^)
何かやらかして、頭かいてるんかな?
おおーっ、凛々しい! たくましい!!
プロレーシング・ドライバーみたい(@@)
あれま、お疲れ~zzz
はしゃぎ過ぎた?
ステンドグラスの彩りの中で、ケロヨンは何を願ったのでしょう?
新しいクルマ??(笑)
バスでお出掛け。
今度はどこへ行ってみんなを喜ばせるんでしょうね~?
・・・ケロヨン、どんどん動きやポーズが素敵になってきました。
僕ももう一度会いたいな(*^_^*)
◆藤城清治美術館ブログ
:ケロヨングリーティング11月8日(土)
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November 11, 2014, 11:00 am
コロポックル影絵美術館の「光彩陸離」。
今回はそのうちの「春」をご紹介して参ります。
(全部の画像の右下をクリックして、ぜひ拡大して見てみてください!)
夜明け。
まばゆい太陽が北の大地に戻ってきました。
体いっぱいに光を浴びるコロポックル。
その後ろ姿は、待ちわびていた春への喜びにあふれています。
まだほの暗い世界にも幾筋かの光がようやく差し込み、
コロポックルたちは、まるでそれをあがめているかのようにさえ思えます。
いかに冬が長く厳しかったのかが、彼らの姿から伝わって来ます。
一変して、
ここは春祭りのような賑わいの中。
小鳥はさえずり蝶は舞い、再び命が躍動をし始めました。
凍てついていた川も雪解けの水にあふれ、
ここでもコロポックルが、春を愛でるかのように笛を鳴らしています。
なんと凛々しく、神秘的な姿なのでしょう。
・・・「光彩陸離」とは、
光が乱れ輝き、まばゆいばかりに美しいさまのことだそうです。
「光彩」は美しい光や鮮やかな彩りのこと。
「陸離」は美しく光りきらめくさま。
まさしく「光彩陸離」ほど、この作品にふさわしいタイトルはありません。
そんな珠玉の大作、このあとも四季の流れに沿って随時ご紹介して参ります。
◆過去記事
:「光彩陸離」予告
※お詫び
パソコン動作が不安定になり、
対処しようとして、誤って最初にアップしたこの記事を消去してしまいました。
コメントを寄せて頂いていた、はーちゃん、まゆまゆさん、
本当に申し訳ありません。
コメントの内容は幸いコピーできましたので、
私の名前を使ってではありますが、再度アップさせて頂きました。
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November 12, 2014, 11:00 am
「光彩陸離」ご紹介の2回目は「夏」。
北国の澄みわたる夏の世界をお見せして参ります。
(画像の右下をクリックして、ぜひ拡大して見てみてください)
春に夜明けとともに昇ってきた太陽は、
灼熱の輝きへと変わりました。
その輝きを謳歌するコロポックルたち。
はしゃぐ様子は実に活き活きとして、逆立ちだってしちゃってます。
リズミカルな動きは躍動感につながり、彼らの喜びがこちらにまで伝わって来ます。
七色の木々。
葉っぱのグラデーションは、息を呑む美しさ。
波しぶきは天まで届き、夏の力がほとばしっています。
激しくもみずみずしい川の流れ。
けれどそこには鮭が遡上し、早くも秋の気配が。
「夏」の中心の、生い茂る木々の場面では・・・
枝の上でコロポックルたちが踊り跳ねています。
はしゃぎ過ぎて転んだりもしてますね♪
湖で奏でられる笛からは、
幻想的な音色が今にも聞こえてきそう。
湖面には白鳥の姿も。
北へ帰らず、ここで夏を越すものもいるのでしょうか。
ここにも、木陰で戯れるコロポックルの姿。
その下には水に代わって鏡が置かれ、
どこまでもクリアな像は、水鏡とは趣きの異なる効果を生み出しています。
たとえばコロポックルの上にかかる虹も・・・
鏡に映ると、現実には存在しない幻想的な虹に。
しかも鏡の効果で、9mの高さの作品がその2倍になって感じられるのです。
・・・夏なのにどこまでも透明感にあふれ、
力強さの中にこの季節の繊細さ、そしてはかなさまでも感じてしまいます。
かけがえのない夏。
そんな夏の情景の次は、いよいよ秋の世界にご案内いたします。
◆過去記事
:「光彩陸離」予告
:「光彩陸離」<春>
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November 12, 2014, 7:00 pm
今年も藤城清治美術館で、
ウインターイルミネーションが始まりました♪
写真を見ているだけでうっとりしてしまいます。
まるで影絵の中に、自分が入ってしまったよう!!
チャペルは一気にクリスマスムード。
この小径に雪が積もったら・・・最高に素敵な演出ですね♪
・・・そいういえば、
今年も美術館でクリスマスイベントはあるのでしょうか?
チャペルがあるからには、きっとなにか催されると思うのですが。
12月20~21日は札幌展のサイン会開催なので、
もしイベントがあるとしたら、23日かも??
◆藤城清治美術館ブログ
:ウインターイルミネーション2014 開催
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November 12, 2014, 9:51 pm
藤城清治美術館のクリスマスイベント♪
12月23日(火)に、
「藤城とケロヨンといっしょに
楽しいクリスマスの集い」
開催!!(^O^)/
いきなりビッグニュースが飛び込んで来て、ビックリです(@@)
朝日新聞の広告ってどんなものだったのでしょう?
・・・まだこのニュースは藤城清治美術館HPには載っていません。
掲載され次第、こちらでもお知らせします。
発表が待たれますね。
末筆ながら、
教えていただいたMさん、本当にどうもありがとうございます(*^o^*)
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November 12, 2014, 10:47 pm
本日15:48から
札幌影絵展を紹介する番組が
放送されます。
大至急テレビの前へ!!!
・・・どうかたくさんの北海道の方々が見られますように。
末筆ながら、
この情報は総小判さんからいただきました。
いつも本当にどうもありがとうございますm(_ _)m
◆札幌芸術の森美術館フェイスブック
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November 13, 2014, 11:00 am
「光彩陸離」の3回目は、「秋」の世界をご紹介します。
(画像の右下をクリックして、ぜひ拡大して見てみてください)
空の上では、
まるで北海道の秋の短さを物語るかのように、
夏の波しぶきと雪とが交わっています。
その下では、
駆け足の秋の中で繰り広げられる、ダイナミックな光景。
「秋」の絵柄の中心。
ここは「光彩陸離」全体の中心にもなっていて、
おそらくもっとも印象に残る部分でしょう。
夕陽と、それに染まった紅葉がいっそう赤く、心を奪われる美しさです。
真っ赤な大地の全景。
なんと雄大な風景なのでしょうか。
巨木とエゾシカのコントラスト。
鮮やかな紅葉の中で、黒の美しさが際立っています。
空へのきざはしは、永遠の時を象徴するのでしょうか。
見ていると、遠くへいざなわれてゆくような錯覚にとらわれます。
白樺の森の中には、馬の親子。
草を食べる姿はおだやかで、秋の夜の静けさを感じさせます。
ここまでのエゾシカや馬たちもそうでしたが、
「光彩陸離」の中の動物たちは今回どれも擬人化されていません。
それでもどこか愛らしさがにじみ出ているのは、
藤城先生の彼らを見つめる眼差しのやさしさによるものでしょう。
この冬眠を前にしたヒグマたちも、もちろん例外ではありません。
こちらはキタキツネたち。
馬やヒグマのものに続き、ここにも親子の情愛の描かれた場面があり、
大自然の中で生きるものの命の美しさを感じずにはいられません。
子ギツネたちもたくさん登場し、
動物たちの中でも、愛らしさがひときわ強調されています。
最後の1枚は、アイヌの人たちの儀式あるいはお祭りのものなのでしょうか。
なにか大自然への深い祈りを感じさせるような光景です。
・・・次回はまさにこの季節、「冬」をテーマにした部分をご紹介します。
◆過去記事
:「光彩陸離」予告
:「光彩陸離」<春>
:「光彩陸離」<夏>
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November 14, 2014, 7:26 pm
歩いてゆくと、
天保山の大観覧車を背景に、
風にひらめく広告フラッグ
てくてく行くと、ここが大阪文化館。
影絵展会場です。
いよいよ入口。
すでに気持ちは最高潮!(笑)
撮影は、残念ながらここまで。
それではみなさん、行って参ります(^o^)♪
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November 15, 2014, 11:00 am
「光彩陸離」のご紹介も、ついに「冬」。
今頃 北海道では、この作品ような幻想的な世界が広がっているのでしょうか。
(画像の右下をクリックして、ぜひ拡大して見てください)
「冬」の部分には、2本の大きな木が描かれています。
1本は、「秋」から「冬」へと突き抜けるこ巨木。
もう1本は、月に届かんばかりの大樹。
そして2本の上には、澄み切った夜空がどこまでも広がっています。
右の大樹の根元には、笛を奏でるコロポックル。
強烈な存在感があり、夜の森に響き渡る音色が聴こえて来そうなほどです。
ブログの記事では、上の画像と似たような大きさに見えますが、
こちらはさらに拡大してあります。
どうかクリックしてみてください。
凛としたコロポックルの表情をご覧いただけると思います。
おびただしい数の丹頂鶴の群れ。
ここは釧路湿原でしょうか。
その中央には鶴の舞い。
親子だけでなく、夫婦の愛情までもが描かれ、
「光彩陸離」は大自然を歌い上げるだけでなく、
生命讃歌の作品でもあるんですね。
立ち枯れた木が暗闇に浮かび上がり、
静寂があたりを支配しています。
荒涼とした光景のはずなのに、
そこに得も言われぬ美しさを感じてしまいます。
その下をのぞき込むと、目もくらむような高さ。
・・・ではなく、床に貼られた鏡のマジック。
高さ9mの「光彩陸離」が、体感上は18mになります。
「冬」の右下には、藤城先生のサイン。
これも影絵で描かれていました。
・・・「光彩陸離」は、間違いなく代表作の中の代表作。
見に行くのはそれなりに大変ですが、
僕の場合、見た瞬間にそれまでの苦労が吹き飛びました。
それどころか、何がなんでももう一度見たいと思っています。
「光彩陸離」は北海道の生田原だからこそ生まれた大作。
そこでしか見られないのは、定めなのかもしれません。
◆過去記事
:「光彩陸離」予告
:「光彩陸離」<春>
:「光彩陸離」<夏>
:「光彩陸離」<秋>
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November 17, 2014, 6:20 am
11月12日深夜の「ピーチケ・パーチケ」で、
天保山影絵展の会場内が紹介されました。
いつもながらのにぎやかな内容ですが、今回はかなりの充実ぶり(^_^)v
およそ20分間、楽しく会場内を見せてもらえます♪
中でもハイライトは、やっぱりこれ!
「日本一大阪人パノラマ」ですよね。
通天閣に・・・
ビリケンさん。
そして太陽の塔。
と、ここまではこれまでもお見せしたことがありますが・・・
こちらは天保山。
赤と青の海遊館の右手には、
影絵展会場の大阪文化館自身もしっかり描かれています(^_-)-☆
それから、番組内では変更された2ヶ所についても触れられています。
こっちはグリコの看板。
色付けされる前の下絵で、綾瀬はるかさんバージョンです。
そこに色が塗られたのが現在の下絵。
でも影絵原画では、
6代目になったグリコがしっかり反映されています(^_^)v
また、UFOのような形の京セラドームの上の方には・・・
リーグ優勝した阪神の試合している甲子園球場が、影絵には追加されています!
・・・完成の待たれる影絵ですが、次々と様々なものが描き足されているとのことで、
「ピーチケ・パーチケ」では2ヶ所の変更しか紹介されていませんでしたが、
亜季さんのお話によればその後さらに増えて、
今はなんと6ヶ所!(@_@)
ますます出来上がりが楽しみです(*^o^*)
そして肝心のお披露目ですが、11月23日・24日のサイン会の時ではないかと、
勝手に大胆予想しています。
ということは、もしかしたらトークショーもその頃??
展示期間の延長もあるといいのですが♪
なお末筆ながら、
この動画は総小判さんからいただきました。
いつも本当にどうもありがとうございますm(_ _)m
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November 18, 2014, 6:59 am
11月2日に札幌展で行われたサイン会の、詳細バージョンです。
定時の12時30分に藤城先生がさっそうと登場。
いつもながら背筋がピンと伸びて、しっかりとした足取りでいらっしゃいます。
さっそくサインと猫のイラストを描き始めた先生。
これから200枚を描き上げます。
周りは黒山の人だかり!
室内は、北海道とは思えない暑さでした(^^;)
このときの先生の靴下は・・・
純白にくっきり黒の水玉!
ジャケットの模様&色と完璧なコーディネート!!
・・・って、”現地速報”でも言いましたっけか(^_^;)
僕が書いていただいたサインとイラストの、GIFアニメです。
コマ送りですが、なめらかな筆裁きであっという間に仕上げてしまうスゴ技を、
どうかご覧になってみてください。
というわけで、お宝がまた1つ増えました(^o^)/
こちらは版画の裏板に描かれたもの。
猫が全身描かれていて、これもほしい~(^_^)
ズームアップ!
オマケで、これは翌3日の版画の裏板
2日のものと比べてみると、
2匹目の猫と微妙な違いを楽しめます(^_-)-☆
すべて無事に終えて、先生退場。
2時間半で200枚を仕上げてしまいました。
1枚平均45秒です!!
猫のイラストも描いてるのに(@@)
そして控え室に戻って、
ほっと一息くつろいでいらっしゃるところ。
先生は途中退席を避けるため、サイン会の前には何も飲まず、食べないそうです。
なので終わったあとはお腹ペコペコ、のどはカラカラ。
思い切りメロンパンをほおばっていらっしゃいます。
お茶もこのとおり、グビグビ。
その勢いに亜季さんも少々あきれ顔?
熱いココアもふぅふぅして・・・
美味しそうに召し上がっていらっしゃいました♪
談笑されるお二人。
この日の白眉のショットです(^o^)v
本当に仲むつまじくていらっしゃって、
同席させていただいている僕まで頬がゆるんでしまいました(^o^)
テーブルの上にはたくさんのお菓子。
先生は甘党でいらっしゃるんですね。
最後に、
緊張のツーショットです(^_^;)
ほかの先生にまつわる方ととも一緒に、もう1枚!
でも僕は、相変わらず緊張してコチコチのままでした(^_^;;)
・・・思いがけずおくつろぎの場にまでお招きをいただき、
おかげさまで、緊張しながらも大感激のひと時を過ごすことができました。
藤城先生、亜季さん、本当にどうもありがとうございました。
◆過去記事
:札幌展サイン会の列に並びました♪
:サイン、いただきました(^o^)/
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November 18, 2014, 11:47 pm
11月23日、24日に
予定どおりサイン会が行われると、
発表がありました。
ということは、
「日本一大阪人パノラマ」完成お披露目もあるのでしょうか??
今後の発表に要注目ですね!
◆藤城事務所ブログ
:サイン会のお知らせ
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November 19, 2014, 4:56 am
なんと、札幌展と大阪展の両方で
開館前の点灯イベントです!!
札幌展はもう始まってます!
(お知らせが遅れ、申し訳ありません>_<)
大阪展は25日から。
平日からのスタートです。
・・・このイベント、これから地方展の定番になるのでは?!
◆札幌芸術の森美術館フェイスブック
:11月13日
◆関西テレビ 藤城清治世界展 お知らせ
:アンコール・ライトオン 決定!
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November 19, 2014, 10:58 am
藤城清治美術館を映した、すばらしい動画です。
これほどまでに美しく紹介された美術館を、僕は知りません。
必見!
キャプチャ画像だけでも、すでに充分美しいです。
・・・晩秋の情景の数々に、思わず息を呑んでしまいます。
来年こそは、紅葉の中の藤城清治美術館をぜひ訪れてみたいものです。
末筆ながら、
動画を制作された竹原毅さん、
転載させていただき、本当にどうもありがとうございます。
また、
竹原さんの動画をお知らせいただいた総小判さん、
今回も本当にどうもありがとうございます。
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November 19, 2014, 10:59 am
「日本一大阪人パノラマ」が、
どんどん出来上がってきてます!!
ちょっとサボっているうちに、
藤城先生は着々と制作を進めていらっしゃいました♪
今回は下絵の大きな画像をアップし、
最新の制作風景の中の影絵が、
下絵のどの部分に当たるのかを探しながら見て行きましょう。
(画像の右下をクリックして、拡大して見てください)
こちらが、その下絵。
タテ・ヨコは1.5m×3m。
これだけでももう充分な大きさですが、
完成予定の影絵はその2倍、3m×6mです。
まずこちらは、天王寺動物園でしょう。
下絵の右下に描かれていますが、
影絵にはゾウやシマウマなどが追加され、
いっそう楽しそうな園内に変化してます(^o^)
右のドームは天王寺動物園の入口。
左は、大阪新世界・ジャンジャン横丁の「ジャンジャン来太郎」だそうです。
胴の部分は通天閣になってるようですね(@@)
この2つも、下絵の右下に描かれています。
連日、深夜に及ぶ制作風景。
上の影絵は何の部分か不明ですが、
下のものは、もしかしたらあべのハルカスでしょうか?
あべのハルカスは下絵の右端に、ひときわ高くそびえ立っています。
これは、下絵には描かれていないもののようです。
追加された6ヶ所のうちの1つでしょうか。
同じ衣装をまとった人々が大勢いますが、何かのお祭りなのかも?!
このお寺は、下絵の右下の天王寺動物園の真上に描かれていて、
たぶん四天王寺だと思います。
太陽の塔。
下絵では右の一番上にあります。
塔の名前にふさわしく、強烈な太陽が描かれていますね!
そして下の方にあるのは、もちろん大阪城。
天守閣の上に乗っているのは誰なのでしょう?
以前は外壁から飛び出した虎だったはずですが。
先生が携わっているのはどこかのビルのようですが、
さすがにこれは、僕にはお手上げです(^^;)
背後を見ると、壁にはびっしりと描き込まれた絵があって、
いかに今回の作品が細密な労作なのかが分かります。
ビリケンさんや、いろんな神様が見えています。
通天閣のあたりの景色ですね。
下絵の中央下、やや右寄りに描かれています。
上の影絵の一部を拡大した画像です。
「通天閣場所」って、なんだかすごく楽しそう♪
ちなみに先生は大の相撲ファン。
関取たちの絵もすごく活き活きとしています。
ふぐの提灯や布袋さんもキュート!
大黒さんに戎(えびす)さん。
どこかの神社かと思ったら、どうもこれは串かつ屋さんの看板のようです。
でも、なんともいえずご利益(りやく)のありそうなお顔ですよね(^_-)-☆
最後はドーンと通天閣!!
てっぺんには、お約束のこびと。
その周りは猫ちゃんたちのようです。
・・・もう、ずいんぶん出来上がりました。
いよいよ、お披露目のときも間近でしょうか?!(^o^)
◆関西テレビ放送 藤城清治世界展 お知らせ
:日本一大阪人パノラマの今・・4
:日本一大阪人パノラマの今・・5
◆過去記事
:「日本一大阪人パノラマ」制作進行中!(画像追加あります)
:「日本一大阪人パノラマ」制作進行中! その2
:「日本一大阪人パノラマ」制作進行中! その3
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November 19, 2014, 11:00 am
今回は11月3日サイン会の詳細版。
前日に続いて列の先頭に並びました。
すると亜季さんのお話中にもかかわらず、
あらかじめテーブルに置かれた僕の図録に、
なんと、いきなり藤城先生がサインを書き始めたではありませんか!
「あ~っ、さ、撮影する前なんですが~(@@)」と、僕の心の声(叫び?)^^;;
先生とお話する私。
会話の内容は、舞い上がってて覚えてませんが(笑)
にこにこされながらサインしていただき、すごく幸せでした(*^o^*)
同じ場面を別アングルから。
サイン中の先生を激写!(古^^;)
そのとき撮ったのがこのショット。
で、こちらがその時いただいたサイン(*^o^*)
最後にいつものように握手をしていただきました。
初めて握手していただいたときと変わらない、分厚く力強く、温かな手でした♪
この場面も別アングルから。
あちらこちらからファンのお友だちに撮っていただき、
贅沢な写真がいっぱい(^o^)/
ところでこの日の靴下は・・・
あれ! 見えない!!
・・・なんていうのはちょっとおふざけで、
以前に”速報”でお見せしたとおりの、黄色一色のものでした。
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November 20, 2014, 2:29 pm
19日の「ピーチケパーチケ」で、
「日本一大阪人パノラマ」最新情報が
公開されました!
いわば、きのうアップした記事の動画版。
でもそれとは違った部分の作品映像が多数あり、興味津々です!!
わずか1分足らずのものですが、必見(^_-)-☆
ここからはキャプチャ画像。
大詰めを迎えた制作現場風景です。
大阪城。
食い倒れ太郎。
6代目グリコ。
あべのハルカス。
ここからの2枚は、残念ながら僕には判りません(汗)
どなたかご存知ないでしょうか?
・・・この建物は大阪アメニティパークのOAPタワーだそうです。
総小判さん、追加の情報をいただき、どうもありがとうございます!
太陽の塔と大阪城。
・・・サイン会はあさって23日から。
大作パノラマのお披露目発表は今日でしょうか?
それとも明日??
あるいは・・・???
緊張します(^_^;)
末筆ながら、
この動画は総小判さんからいただきました。
今回も、本当にどうもありがとうございますm(_ _)m
◆過去記事
:「日本一大阪人パノラマ」制作進行中! その4&5
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November 21, 2014, 5:41 pm
某オークションに、またもやこのようなものが。
誰の絵でしょう???
タイトルには、「油絵 額付き 藤城清治」とあります。
出品物を拡大してみましょう。
右上の鶴、欠けてしまってます。
階段、一番下の方は水平に描けていない。
これじゃ昇る人が手前側に転がり落ちちゃいます。
言いたいことはあれこれありますが、早い話が下手です。
こちらが藤城先生の影絵、「未来に向けての美しい夢」。
右下のサインの横に書いてありますように、1993年の作です。
二人が見つめる向こうに、未来へと続く真っ白な階段。
寄り添う2本の木は、この二人の気持ちを表しているかのようです。
簡潔で、未来への希望に満ちた作品。
あの印象的な目が描かれていない、とても珍しい作品でもありますね。
オークション出品物のサイン部分。
う~ん、いったい誰のサイン??
こちらは藤城先生ご自身の書いたサインです。
一目瞭然、ですよね。
出品物は「油絵」なので、カンバスに描かれてます。
ちなみに藤城清治美術館館長である藤城亜季さんによれば、
戦後間もない頃以降、先生は油絵を一切描いていないとのこと。
でも「未来に向けての美しい夢」は1993年の作品であり、
しかもそれ以前には絶対に描かれてはいません。
なぜならこの影絵は、
1993年にご成婚なされた皇太子妃雅子様への、お祝いの献上品なのですから。
出品物の額装の裏側。
「飛」というタイトルとおぼしき文字が見えますが、
もちろん正解は「未来に向けての美しい夢」です。
出品者自身が書いた商品説明文です。
このオークションは「特定の作者の作品としている場合」に該当するのに、
「真作または贋作と明記」されていません。
タイトルの「藤城清治」は作者名ではないとでも言うのでしょうか?
・・・というわけで、亜季さんに鑑定していただくまでもなく、贋作です。
油絵ということ、タイトルの付け方、説明文。
どれも先日ご紹介した「ねずみの吉夢」と酷似したもので、
出品者は、ハンドルネームこそ違っていますが、
おそらく同一人物でしょう。
入札している方がいらっしゃるのがとても気掛かりです。
「最低落札額に達していません」のままで、終了になればいいのですが。
◆過去記事
:誰の絵でしょう? その5
:「誰の絵でしょう? その5」の続き(後日談)
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