きのう7日に放送された、BS11の「すずらん本屋堂」に藤城先生が出演され、
「風の又三郎」を熱く語っていらっしゃいました。
放送は15分ほどでしたがその内容は濃く、新しい情報がいっぱい♪
ぜひご覧になってみてください(^_-)-☆
なお今回の動画も、総小判さんからいただきました。
いつも本当にどうもありがとうございますm(_ _)m
ここからはキャプチャ画像集。
ハイライトシーンを集めてみました。
(画像の右下をクリックすると、拡大できます)
番組が始まり、影絵に対する思いの丈を語り始める藤城先生。
司会は宮崎美子さん。
やわらかな物腰と知的な語り口で先生の魅力を引き出していました。
これはいわば、お約束のシーン^_^
カミソリの刃で硬くなった指先を宮崎さんが触らせてもらっています。
お若い頃の先生の写真も紹介されています。
ちなみにこのショットは、ネクタイを好まれない先生のネクタイ姿。
とてもレアな1枚です。
藤城先生が描いた「暮しの手帖」の表紙絵も紹介されました。
なおこの1枚はその一番最初のもので、
1978年初夏発刊の第2世紀 第54号の表紙です。
初期の表紙絵はメルヘンタッチのもので、
その後の、女性らしさを前面に押し出して描かれたものとは趣きが異なっています。
「三つのオレンジ」は、
先生が木馬座に忙殺されて9年間「暮しの手帖」を休んでいたあとの、
復帰第1作。
ここから正式にカラーの影絵がスタートしたという、記念すべき作品です。
場面はアトリエに移り、制作中の様子。
作られているのは「風の又三郎」かと思いきや、
なんだかヨーロッパの昔のいでたちです。
これらはおそらく、「聖フランシスコ」の原画でしょう。
絵本は今年出版の予定とか♪
お楽しみが目白押しですね^o^/
そしていよいよ「風の又三郎」のコーナー!
藤城先生の手掛けた宮沢賢治の童話は3冊あります。
最初の「銀河鉄道の夜」と最新の「風の又三郎」の間には約30年の時が流れていて、
宮沢賢治の童話は、いわば先生のライフワークといえるものなのかもしれません。
「風の又三郎」作品18枚を一挙公開!
画像は小さめですが^^;
又三郎が転校してきた場面。
物語がここから始まります。
そのほか・・・
逃げた馬を子供たちが追いかけるシーンや、
有名な、又三郎が空へと舞い上がるシーン。
最後には宮崎さんが「風の又三郎」の一部を朗読し、
宮沢賢治の世界を堪能させてくれました。
なお現在 藤城清治美術館では、「風の又三郎」原画全18枚が展示されています。
こちらは、その原画にメッセージを添える藤城先生。
先生のメッセージともども、ぜひ拝見しに行ってみたいものです^o^♪
◆藤城事務所ブログ:BS11『宮崎美子のすずらん本屋堂』に出演致します!
◆藤城清治美術館ブログ:『風の又三郎』展示中!