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「鶴ヶ城プロジェクションマッピング はるか 2014」エピソード

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鶴ヶ城プロジェクションマッピング を手掛けた森内さんへのインタビューから、
藤城先生に直接まつわる部分を抜粋しました。
 
今回は文字ばかりの記事になりましたが、
藤城先生がこのプロジェクトに抜擢された理由や、
制作者にとって影絵とはどういうものなのかなど、
興味深いお話を読むことができます(^o^)/
 
 
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・・・残念ながらこの抜粋だけでは、
鶴ヶ城プロジェクションマッピング の背景や制作者の深い意図までは分かりません。
ぜひぜひこちらの全文を読んでみてください。
(NHK撮影のプロジェクションマッピング 映像もあります♪)
↓↓↓
 
 
 
なお末筆ながら、この情報は総小判さんからいただいたものです。
いつも本当にどうもありがとうございますm(_ _)m
 
 
 
◆過去記事:<動画>鶴ヶ城プロジェクションマッピング!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

バースーデーカードをいたただきました♪

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不肖トンチキプーもン十六歳と相成りまして、
きのう藤城事務所からバースデーカードをいただきました♪
藤城先生、亜季さん、
どうもありがとうございます。
僕も先生のようにはつらつとして、
青春時代の再延長を試みたいと思います(*^o^*)
 
ドンペリで乾杯!
とはいきませんが、ノンアルコール・ビールで乾杯(^m^)v
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

藤城先生と華麗なるクルマたち<前編>

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何度かご紹介したことがありますが、藤城先生はとてもクルマがお好きで、
これまで数々の素晴らしいクルマにお乗りになって来ました。
 
そんなわけで、
今回から2回、過去記事の画像も交えながら先生の愛車をご紹介してゆきます。
 
 
先生の愛車といえば、何をさておいてもこの1台。
1967年に発売された名車中の名車、トヨタ2000GTです。
300台ほどしか作られなかったこのクルマをお持ちだったというだけでもスゴイのに、
藤城先生はなんとその第1号車オーナー!!
当時から超・筋金入りのクルマ好きでいらっしゃったんですね。
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文中にもあるように、ホンダSやトライアンフを乗り継いでいらっしゃった藤城先生。
心なしか、そのポートレートはちょっぴり誇らしげにも見えます(^_^)
2000GTでサーキット、出場されたんでしょうか?
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ドアにはサン然と輝く木馬座マーク。
2000GTとこのマークの組み合わせは、今見てもかなりのインパクトです。
となりはトヨタスポーツ800。
一番奥にはその頃の一般的な日本車(2代目カローラ)の姿も。
一般的なクルマと比べると、
当時、2000GTがどれほど雲の上の存在だったのかが分かりますね。
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木馬座ヒーローと2000GT。
う~ん、いい組み合わせ♪
ポーズもサマになってます(笑)
(着ぐるみの中は女性でしょうか?)
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このプログラムの表紙絵は、上のショットを元にして描かれたのでしょう。
あっ、こびとさん、そんなとこ乗ったら凹んじゃう~!!(^^;)
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熱狂の渦の中の2000GT。
華やかな木馬座の世界に、確かに2000GTはよく似合っています。
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映画「ケロヨンの大自動車レース」からの1場面。
運転しているのは・・・
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「木馬座のおねえさん」こと、森あき子さんです。
森さんは木馬座出演のために免許を取ったそうですが、
2000GTは女性にはかなり運転しづらかったとか。
でも、やっぱりうらやましいですね~♪
なおこの写真は、ドアの木馬座マークがカラーで写っている貴重な1枚でもあります。
ピンクだったんですね!(@@)
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なんとこの2000GTには自動車電話が付いてて、
森さんがケロヨンに電話してます。
もちろん1968年にまだそのようなものはなく、フィクションですが(^^;)
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木馬座2000GTはブリキのおもちゃにもなってました。
ちなみに赤いオープンカーはおもちゃだけ。
実在はしてませんでした。
本当にあったらどんなにカッコよかったことでしょう?!
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箱付きの2000GTだと、現在ン十万円で取引きされているとか!!
ホンモノもおもちゃも、庶民には高嶺の花です(涙)
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当時所有していた2000GTの写真を眺める先生。
なつかしそうにほほえんでいらっしゃいますね(^_^)
この様子は、「流線の彼方」という2000GTを特集したDVDで見ることができます。
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時代は下って、これは現在も所有していらっしゃるポルシェです。
そのポルシェをさっそうとドライブする先生の姿、カッコ良すぎ!!!
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これは最近ご紹介した、日本テレビ「THE ワイド」の中の1場面。
ピンクのボディカラーは特注だそうです。
紺色の幌と相まってとても華やかで、先生にピッタリ(^_-)-☆
(というか、先生にしか似合わないでしょう^^;)
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偶然、スタジオの看板とポルシェを一緒に収められた、お気に入りの1枚です*^_^*
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藤城スタジオを背景にしてのピンク・ポルシェ。
このクルマを駆る先生の姿を、一度でいいから自分の目で拝見したいものです。
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先生のイラストのように、ポルシェは玄関前に駐車してあることも多いです。
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ほら、その様子はグーグルアースでもバッチリ♪
中央の小さなピンク色がポルシェです。
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藤城先生の85歳の誕生日を祝うツアーに参加したときは、
このメルセデス・ベンツのゲレンデ・バーゲンを発見。
周り中にファンの方々が群がって、みなさんバチバチ撮影していました。
知らない人が、なんで?って顔で僕たちを見てましたっけ(笑)
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赤く塗り分けられたドアには、こびとのマーク!
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スペアタイヤのカバーにも!!
なおこの赤い部分は特注で、藤城先生がこだわっていらっしゃる部分とのことです。
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助手席には藤城先生。
でもしばらくして先生は運転席に移って、ビュンビュンと走り去ってしまいました。
失礼ながら、とても85歳の方とは思えない、シャープで軽快な運転でしたよ(^o^)v
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そのほかにも先生は何台かメルセデスをお持ちだったことがあり、
これはSLK。
金属屋根なのにオープンカーというクルマの先駆けとなったものです。
先生はスポーツカーの中でも、特にオープンカーがお好みなようです。
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こちらもメルセデス。
4人乗りの車種ですが、黒くなっている屋根からお分かりのように、
これもまたオープンカーです(^_^)
余談ながら「7111」ナンバーのものが多いのは、
藤城事務所の電話番号「03-3718-7111」に因んでいるからなんです。
(優ちゃんパパも僕も、マイカーのナンバーは「7111」^^v)
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2003年の影絵ツアーでは、ソアラを発見。
メルセデスの4WD車と同じように、ドアが赤く塗り分けられています。
あ、でもこのクルマにはこびとマークがありませんね。
ソアラも、金属屋根のオープンカーです。
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現在、先生はトヨタの「86」にもお乗りとか。
やはりナンバーは「7111」なのでしょうか?(笑)
なおこの画像は僕が作った合成で、しかも「86」のオープンカーは未発売ですので、
どうか悪しからずご了承ください(^^;)
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ちょっと意外なことに、1979年のイラストにはMINIもあります。
これも先生の愛車だった可能性大ですね。
スポーツカーでなくとも、そのキュートな姿に先生も魅せられたのかも?!
(そういえばたしか、現在の新しいMINIもお持ちだったことがあるはず。)
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「意外」といえば、実は先生はもう1台ポルシェをお持ちです。
それがこちら。
そう、自転車なんです。
ポルシェ・バイクといって、れっきとしたポルシェ社製のものです。
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散歩されていることはよく知られていますが、
自転車にもお乗りだったとは、これまたとても意外。
でも考えてみれば、これもオープンカーみたいなものですが(^_-)-☆
この自転車なら、先生とお揃いにできるかな~と思ったんですが、
お値段ナント30万円!!(涙)
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・・・先生の華々しいクルマ遍歴、お楽しみいただけましたでしょうか?
次回も「藤城先生と華麗なるクルマたち」をご紹介する予定です。
 
 
 
 
◆過去記事
:トヨタ2000GTと藤城先生
:流線の彼方
:スクープ! ポルシェで疾走する藤城先生!!
:<動画>藤城先生 in 日本テレビ「THE ワイド」
:自宅スタジオ展 その3
:藤城先生バースディーパーティーツアー報告 1日目
:藤城先生バースディーパーティーツアー報告 2日目午後 と NHK!
:トヨタ86に藤城先生が!
:「7111」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

夏モデル・スマートホン???

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doconoから藤城先生のスマートホン発売!?
先生の90歳の誕生日に合わせて限定90台のようですが、
はてさて一体おいくらなんでしょう??
(画像の右下をクリックすると拡大できます)
 
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・・・こんなスマホがあったらどんなにいいだろうと思って、
ついつい出来心でバーチャル広告を作ってしまいました。
エープリルフールは終わったばかりだというのに、どうもすみません(^^;)
もちろんぜ~んぶウソなので、くれぐれもどうかお間違えのないように(^_-)-☆
 
 
ちなみに元ネタはこちら。
このディズニー・モバイルはまもなく発売だそうです(^^)v
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◆NTTドコモ:docomo Disney Mobile on docomo SH-05F
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

5/23、日本テレビで藤城清治美術館を紹介!

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23日の朝は、テレビに釘付け(^o^)/
↓↓↓
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・・・これはいわば、最新の藤城清治美術館ニュース!
見逃す手はありませんね(^_-)-☆
 
なおこの情報は総小判さんからいただきました。
いつも本当にどうもありがとうございますm(_ _)m
 
 
 
<追記(2014.5.23)>
「PON!」は、関西方面では放送されていないようです。
ほかの西日本エリアも定かではありません。
僕の街もダメでした(涙)
 
 
 
◆藤城事務所ブログ:PON!のアートコーナーで藤城清治美術館が紹介されます
 
◆日本テレビ PON!
(藤城清治美術館の予告はあす22日に掲載されそうな気配です)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

藤城先生と華麗なるクルマたち<2>

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少しあいだが空いてしまいましたが、
「藤城先生と華麗なるクルマたち」の2回目です。
当初2回で完結と書いていましたが、
その後いろんな画像が見つかったので、3回に増やすことにします(^_^)v
 
 
で、今回は木馬座のクルマたちのお話。
過去記事の「木馬座と武道館」でもお話したように、
木馬座公演では当時の夢のようなクルマたちが走り回っていました。
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クルマに詳しいCHSさんに教えていただいたのですが、
上のプログラムとこの写真には、
トヨタスポーツ800とホンダS、トライアンフTR4が写っているそうです。
いずれもキラ星のようなスポーツカーで、子供たちの憧れの的でした。
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それらに加えて、
こちらにはパトカー仕様の日野ルノー、
そしてテール部分しか見えませんが、藤城先生の愛車トヨタ2000GT!
(ロケットの左下、後ろ姿の白いクルマです)
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ケロヨンは、デビュー当時こそは比較的おとなしめのクルマに乗ってましたが、
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その後あっという間にこんなフォーミュラーカーにグレードアップ!
前のめりになって運転するその勇姿、気合が入ってます(笑)
ちなみにこれは映画「ケロヨンの大自動車レース」からの1場面。
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木馬座の舞台でも、
この通り、爆走中!!
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同じフォーミュラカーは、レコードのジャケットにもなりました。
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いつもカーナンバー「4」なのは、
もしかしたらケロヨンの「ヨン」から来ている?!(^o^)
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当時はこんなお弁当箱にもフォーミュラカー。
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そのフォーミュラカーの横には、
ポルシェとおぼしきレーシングカー。
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映画「ケロヨンの大自動車レース」にはこのクルマも登場していて、
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ケロヨンと、仲良しのモグちゃんが乗り込んでいたりしました。
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ポルシェのレーシングカーはおもちゃにもなって、子供たちに人気だったようです。
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レコードジャケットでは、ドアの部分が白抜きになって登場。
この色の組み合わせを逆にしたのが、
藤城先生と華麗なるクルマたち<1>でご紹介した、
赤いドアのソアラやメルセデス・ベンツのオフロードカーです。
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そのほかのレコードジャケットには、
ロータス7らしきクルマ。
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このロータス7は現存していて、
去年春の教文館展で見ることができ、ビックリ(@@)
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今は那須の藤城清治美術館に展示されています。
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その藤城清治美術館で一緒に並んでいるクラシックカー。
このクルマにも華やかな経歴があり、
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映画「ケロヨンのぼうけん」に出ていました。
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運転、やんちゃそうかも~(^^;)
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もちろん、木馬座のステージにも!
フロントマスクは違っていますが、同じクルマだと思われます。
ケロヨンのお隣りは坂本九さん。
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愛らしい姿のクラシックカーは今も先生のお気に入りらしく、
ほんの数年前にはこんな素敵な作品にもなりました。
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また、2000年に行われたケロヨンのリバイバル公演でも、
さりげなく背景に描かれています。
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クラシックカーは、しっかり子供向け(今は大人向け?)グッズにもなっていました。
このジグソーなら、パズルの苦手な僕にもできそう(^m^)v
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おもちゃでは、同じこのクルマが大・中・小と3種類も。
これは一番小さいサイズです。
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保存状態のいい箱付きだと、数万円!(^^;)
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中くらいのサイズのものの画像はないんですが、
一番大きいのがこちら。
影絵展のディスプレーになっているこれは、優ちゃんパパからの寄贈品だそうです。
う~ん、太っ腹!!
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クルマを乗り回していたのはケロヨンに限らず、ブーヨンだってこの通り。
このポップな水玉模様をカラーで見てみたいものですが、
ブーヨンのクルマ画像は珍しくて、ほかには目にしたことがありません(涙)
なお車種は、トヨタスポーツ800。
2000GTの弟分のような存在だったようです。
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さらに珍しいのはこの1台。
未来カーです。
実物はどんなものだったのか、すごく気になります。
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ことほど左様に木馬座にはクルマがあふれかえり、
劇団ビル前にもしっかり木馬座マークの入った2台が。
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さらに別の木馬座カーが駐車している写真!
いったい全部で何台あったんでしょう??(@@)
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おしまいは、「ケロヨンのぼうけん」のプロモーションビデオです。
いろんなクルマが自由奔放に走り回って、いかにも藤城ワールド♪(^o^)
 
 
 
 
・・・クルマ好きなケロヨン、藤城先生と同じ趣味ですね。
というか、そもそもケロヨンは先生の分身。
ということは、先生もほんとはやんちゃでいらっしゃる??(笑)
 
 
 
◆過去記事
:藤城先生と華麗なるクルマたち<1>
:木馬座 と 武道館
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

初夏の藤城清治美術館へ行ってまいります♪

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初夏の陽気に誘われて、明日からふらりと那須まで行ってまいります。
訪れるのは去年12月以来5ヶ月ぶり。
久々の藤城清治美術館がどのように変わっているのか、
とても楽しみです(^o^)
 
美術館ブログによれば、すでに山ツツジが満開とのこと。
新緑のお庭を散歩するのも、楽しみの1つです。
(まだ咲いていますように^^;)
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しかも幸運なことに、24日は藤城先生と館長の亜季さんが来館!
偶然お二人にお会いできるなんて、夢のようです(*^o^*)
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・・・帰宅するのは27日夜。
来週中にはなんとか旅行日記をアップしたいと思います(^_-)-☆
 
 
 
◆藤城清治美術館ブログ
:山ツツジが満開となりました
:5月24日(土) 藤城清治先生が美術館へ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

速報! 今日の藤城先生♪

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藤城清治美術館で、先生にお会いしました(^o^)

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先生は庭園に新しく設置するモニュメントの、
入念なチェツクをしていらっしゃいました。
それはこびと!

詳細は後日(^m^)v

5月24日の藤城先生

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まだ那須にいて撮った写真の整理ができていないので、
まるっと藤城清治美術館ブログからの転載なんですが、
おととい24日の美術館でのシヨットです。

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1時間半にも及ぶ打ち合わせのあいだ、
先生はずっと立ちっ放し!
精力的に仕事をこなすその姿からは、
90歳という年齢を全く感じさせませんでした(@_@)

不思議なモニュメントが気になりますが、
それは後日詳しくご報告しますね(^_^)v

藤城先生と華麗なるクルマたち<3>

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いよいよ最終回。
今回は、藤城先生のクルマの中でもあまり知られていない、
特別な1台にスポットを当ててみました。
(画像の右下をクリックすると、拡大できます)
 
 
1968年上映の映画「ケロヨンの大自動車レース」。イメージ 1
 
 
 
その中ではケロヨンと仲間たちが、
壮絶かつユーモラスなデッドヒートを繰り広げています。
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トヨタ2000GTやトヨタS、フェアレディSR311など、
そうそうたるスポーツカーがひしめく中で、
特に異彩を放つのがこの1台。
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なんとこれは、スポーツカーを上回るクルマ、
本物のレーシングカーだったのです!
その名も「ケロヨン号R3B」。
トヨタ2000GTの上を行く、2600ccの排気量を誇っていました。
当時のモンスターマシーンです(@@)
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その車体には、サン然と輝くケロヨン・マーク!!
オーラが出ています(*^_^*)♪
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ドライバーは伊能祥光選手。
ケロヨン号のレース出場は、
すべて伊能選手とのコンビによるものだったと思われます。
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ちなみに、R3Bがケロヨン号になる以前は、このような真っ赤な車体でした。
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1968年、ケロヨン号は当時のレース最高峰、日本グランプリにも出場!
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スパルタンなコックピットが垣間見えてます。
あっ、右下の羽根の部分にブーヨン発見!(^o^)/
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力走していたケロヨン号でしたが、
しかし不運にも25周目でエンジントラブル発生。
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惜しくもリタイアすることになってしまいました。
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ガレージへと戻されてゆく姿がなんとも寂しげ。
レース場でのケロヨン号の勇姿は、これが最後となってしまいました。
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伊能選手の名前を手掛かりに検索してみると、
ケロヨン号が合計3回のレースに出場していることが分かります。
もしかするとほかのドライバーが運転したこともあるかもしれませんが、
今のところ不明のままです。
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中でも全日本クラブマンレース大会では、総合4位。
排気量によるクラス別では、なんと2位の好成績です(^o^) v
ケロヨン号、大活躍!!
さぞかし藤城先生も大喜びだったでしょうね。
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では藤城先生ご本人がレースに出たことはないのでしょうか?
残念ながら、それは確認できませんでした。
レースに出場したことがあるという噂は耳にしたんですが、
はたして真相やいかに??
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こちらは「ケロヨンのユートピア」。
ここには2回目でご紹介したフォーミュラカー、クラシックカーとともに、
ケロヨン号も描かれています。
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しかも当時のLPレコード盤面にも、同じ3台。
この3台は、よほど先生のお気に入りだったんでしょうね。
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オマケ。
せっかくレコードなので、ちょっと回してみました(^_-)-☆
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・・・トヨタ2000GT第1号車から、ケロヨン号まで。
藤城先生の華麗なるクルマたち、いかがでしたでしょうか?
こうやって見てくると、
90歳になってもさりげなくピンク・ポルシェを乗りこなしてしまえる理由が、
よ~く分かるような気がします(^_^)
 
 
 
 
◆過去記事
:藤城先生と華麗なるクルマたち<1>
:藤城先生と華麗なるクルマたち<2>
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

新緑の藤城清治美術館 訪問記<1>(「ブーちゃん」絵本)

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ただいま~♪
 
那須で3泊4日を過ごし、帰ってきました(^o^)
今回はクルマで往復したため、今日はヘトヘト。
なので1回目のご報告は小ネタから(^^;)
 
でも小ネタと言いつつも、中身はビッグニュース!
去年春の教文館展に展示されていた「ブーちゃん」が、
なんと絵本になります(^o^)/
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ちなみに「ブーちゃん」はこんな作品。
1954年発表の、藤城先生の猫を描いた原点であり、
幻の作品でもあっただけに、
60年後の今発売されるなんて夢のようです♪
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(右の男性は、お若い頃の藤城先生です(^_-)-☆) 
 
 
美術館の片隅に小さく発表されているだけで、
ほかではまだ一切触れられていない内容なので、本当に驚きました。
一体いつ発売なのでしょう??
また、「塗り絵付き」とありますが、
ということは、挿絵の方には新たに彩色が施されるのでしょうか?!
ナゾがナゾを呼び、想像がどんどん膨らんでしまいます。
 
ちなみに先生がイラストを描いた絵本は今回が初めてではなく、
2001年に「ぷっちんとちゃっぷん―ふうせんりょこう」を発表しています。
イラストの動物たちも、影絵と同じくとてもキュートです(*^_^*)
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・・・なにはともあれ、発売が待ち遠しい~(^_^)♪
 
 
 
◆過去記事
:教文館 訪問記<2>(「ブーちゃん」)
:「ぷっちんとちゃっぷん―ふうせんりょこう」
 
 
 
 
 
 
 
 
 

新緑の藤城清治美術館 訪問記<2>(藤城先生登場!)

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今回の旅の最高のハイライト、藤城先生の来館模様です。
 
 
でもその前に、
ここに透明人間がいるのが見えるでしょうか?
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ほら、ここにも。
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チャペルを背にして・・・
もうお分かりですね、これらはみんなこびとなんです。
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鏡のようなこびと達は、このモニュメントの一部。
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5月24日、藤城先生はモニュメント設置を検討するため、
新緑の美術館を訪れました。
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建築家の方からの説明を聞く先生と美術館館長の亜季さん。
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先ほどのこびとについての説明をお聞きになっていらっしゃるようです。
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先生たちの向かい側に回ってみました。
裏から見ると、こびとがはっきり分かりますね。
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完成イメージ図に見入る先生。
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一通りの説明を聞いたあと、
お二人で入念な検討をしていらっしゃいました。
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近づいてみると、モニュメントはこんな感じ。
こびと同様、木々の緑の中に溶け込んで、
不思議な錯覚にとらわれてしまいます。
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先生がご覧になっていた完成イメージ図がこちら。
抽象的なモダンアートでありながら難解さがなく、
遊び心にあふれた作品です♪
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今度はお一人で検討を重ね始めたご様子。
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思慮に耽ける藤城先生。
今回の写真の中での一番のお気に入りです。
残念なことに、ちょっとピントが甘いですが(涙)
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眼光鋭く、厳しい眼差しです。
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モニュメントの上の方もチェック。
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そして再び亜季さんと。
(すみません、亜季さんは陰になってしまいました>_<)
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スタッフにも、なにやら話しかけていらっしゃいます。
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亜季さんに笑みが浮かび、少しずつ緊張の解けた雰囲気になってきたようです。
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先生からも笑みがこぼれ始めました。
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こっちに向かって微笑んでいらっしゃる!
僕の方を見ているのかも?!
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あ、違いました(汗)
ファンクラブ会員の優ちゃんに微笑んでいらっしゃったのでした(^^;)
もちろん優ちゃんのパパも一緒。
久しぶりにお会いできて、
とても楽しいひと時を過ごさせていただきました(^o^)/
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鏡の中の御仁、赤い服を着て還暦なのでしょうか??
かなりのメタボ状態のようですね~(^m^;)
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モニュメントの設置検討が終わると、
今度は美術館の庭園入口付近へ。
聞くところによると、
右の奥に見えている白い自販機を、
先生たちの立っている場所あたりに移動させる予定とのこと。
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その自販機の前で、熱心にお話を続けるお二人。
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シャキッと背筋が延びた先生の後ろ姿、すごくダンディです。
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この自販機を撮りたいと思っていましたが、
まさか先生と一緒に撮影できるとは思ってもみませんでした(^_^)
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そんな自販機の向こうでは、
僕の愛車が、行ったきりで全然戻ってこないオーナーを辛抱強く待ってました(笑)
ナンバープレートは「7111」。
先生のクルマ達と同じナンバーなのが、密かな自慢です(^_-)-☆
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・・・今回ご紹介したモニュメントはあくまでも「仮」のもの。
材質や規模も本来のものではなく、
また、設置はこの日一日だけで、現在は既に撤去されてしまっています。
正式なモニュメントの完成が、待ち遠しいですね♪ 
 
 
 
◆過去記事:「7111」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

新緑の藤城清治美術館 訪問記<3>(ミニミニ・サイン会)

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今回の藤城清治美術館で買い求めたものは、
この卒寿お祝いの絵葉書と、
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「風の又三郎」。
実はこの絵本はすでに自宅に持っているのに、
成り行き上2冊目を買ってしまいました。
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その理由は、
予定されていなかったサイン会が突然始まって、
どうしても「又三郎」にサインをいただきたかったから!
絵本を持参して来なかったことをちょっぴり悔やみましたが、
でもあきらめていたサインをいただけて、大感激(^o^)/イメージ 3
 
 
 
撮影していただいた優ちゃんパパに、
「もっと先生に寄っちゃってください!」とうながされ、
緊張しながらも図々しく接近する私(^^;)
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新たな家宝です♪
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ちなみに卒寿祝いの絵葉書の方は、
館長の亜季さんに「もうサインしてあるじゃない」と言われ、諦めました。
たしかにサインはあるものの、あれは印刷なんですが・・・(涙)
下の画像は、その絵葉書の元になったパネル。
卒寿祝いの絵葉書は、
これまでの作品からこびと達をパソコンで切り出して作成されたものなので、
このパネルが”原画”ということになりますが、
すごく楽しいポップな絵柄が気に入っています(^_^)
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・・・滅多に美術館にいらっしゃらない藤城先生とたまたまお会いできただけでなく、
念願の「風の又三郎」にサインまでいただき、
旅の1日目から夢のような時間を過ごすことができました(*^o^*)
 
 
 
◆過去記事:藤城先生バースデーパーティーの様子♪
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

新緑の藤城清治美術館 訪問記<4>(「ぼくきます」スライドショー)

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カフェ・スペースのカウンターをふと見ると、
そこには電子フォトフレーム。
 
なんと「ぼくきます」掲示板のメイキング画像ではありませんか(@@)
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これはみなさんに動画でお見せしなければ!
というわけで、さっそくアップしてみました。
4分半の貴重なスライドショー、どうかご覧になってみてください(^_-)-☆
ブログ内では動画が小さめなので、よろしければこちらでご覧ください。
↓↓↓
 
 
 
ちなみに今回の訪問時に拝見した掲示板ですが、
実は「5月24日」の数字部分は、
よく見ると藤城先生の筆跡ではないようでした。
だって前回の2月以来いらっしゃっていないのですから、無理もありませんね(^^;)
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・・・藤城清治美術館は行くたびに必ずどこかが新しくなっていて、目が離せません♪
 
 
 
◆過去記事
:「2月27日ぼくきます」
:「2月27日ぼくきます」その2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

絵本「ブーちゃん」の続報♪

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先日お話したばかりの絵本、「ブーちゃん」の最新情報が入ってきました。
 
なんとすでにほぼ完成した形になっていて、
表紙はこんな感じ!
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元の絵はこちら。
最近描かれる猫とは趣きが異なり、わんぱく(orおてんば)ではなく、
あどけなくたどたどしくて、思わずかばってあげたくなってしまいます♡
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中はこんなふう。
子猫だけが彩られ、とても印象的です。
しかもかわいい♪
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こうして元の絵と見比べてみると、
最小限の色付けだけにとどめることで、
60年前の味わいをそのまま生かしてあるのが分かりますね。
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色付けされたことだけに目を奪われがちですが、
実はもう1つ、見逃せないトピックスがあります。
左側の赤い部分にご注目!
藤城事務所ブログでは触れられていませんが、
本文が、まぎれもなく藤城先生ご自身の筆跡です。
たぶん、表紙のタイトル「ブーちゃん」も同様。
う~ん、なんて贅沢なんでしょ♪♪♪
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発売は、7月頃。
藤城清治美術館、教文館、地方の影絵展で販売されるそうですが、
一般の本屋さんでも購入できるのかは不明です。
ぜひAmazonなどでも販売してほしいですね(^人^)
なお、少しでも早く見てみたい!という方に吉報。
今 予約受付中のHappy Bagに、「ブーちゃん」が入っています(^^)v
(発送は、少々遅れて6月下旬だそうです)
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・・・Hppy Bagに入っている「ブーちゃん」は、
もしかすると、微妙にどこか正式発売バージョンとは異なっていて、レア物かも??
ほしい~!!(笑)
 
 
 
◆藤城事務所ブログ
:新作えほん
 
◆過去記事
:新緑の藤城清治美術館 訪問記<1>(「ブーちゃん」絵本)
:教文館 訪問記<2>(「ブーちゃん」)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

「日経おとなのOFF」

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明日発売の「日経おとなのOFF 7月号」に、
藤城先生へのインタビュー記事が載ります♪


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お題目は、「100歳まで元気に生きる目と歯の力」。
いかにも先生にピッタリですね(^_^)
影絵制作には欠かせない目の健康法、
いったいどんなお話が聞けるのか、とても楽しみです。
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・・・藤城先生には、100歳どころか200歳まででも長生きして頂きたいです(*^_^*)


末筆ながら、
この情報は総小判さんからいただきました。
いつも本当にありがとうございますm(__)m
 
 
 
◆日経おとなのOFF
 
 
 
 
 
 
 
 
 

新緑の藤城清治美術館 訪問記<5>(「風の又三郎」) 

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「風の又三郎」を展示する、藤城清治美術館の様子です。
一見 静かな館内ですが、
渾身の作品が並び、ひたひたと緊張感が伝わってきます。
(画像は右下をクリックすると、拡大できます)
 
 
又三郎像と藤城先生の直筆メッセージ。
賢治童話に寄せる深い想いが書き綴られています。
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そのメッセージを書く先生。
2月の豪雪の頃のことです。
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それでは中に入ってみましょう。
 
 
夏休みが終わって登校すると、そこには見知らぬ転校生が・・・。
又三郎との出会いは、生徒たちにとって思いもよらぬ出来事だったようです。
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この場面は、以前にも描かれたことがありますが、
全く同じ場面ではなく、また、比べてみると淡々とした感じに仕上がっています。
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つむじ風を巻き上げる又三郎を目撃しながらも、
子どもたちは次第に彼を受け入れてゆきます。
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馬と遊ぶうち2頭が逃げ出してしまい、あわてて追いかける子どもたち。
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同じ場面は過去作品にもあるのですが、
テレホンカードでしか見つかっていません。
上の最新作よりも、どこかのどかな印象を受けます。
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逃げた馬を追ううち、嘉助は・・・
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ガラスのマントをまとい、宙に浮かんでゆく又三郎を目撃します。
果たしてそれは、嘉助の見た白日夢だったのでしょうか。
・・・これはこの物語を象徴する場面であり、
一度見たら忘れられない作品でもありますね。
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同じ場面の作品は過去に3作あります。
見比べてみると、
今回の「又三郎」が全く違った次元に達していることがよく分かります。
 
一番かわいらしい感じの又三郎。
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この作品からはだんだんとミステリアスに。
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さらにこちらはドラマチックな感じ。
3作の中では、今の「又三郎」に一番近いかもしれません。
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信じられないことが起きたにもかかわらず、
何事もなかったかのように、子どもたちは又三郎と無邪気な日々を過ごします。
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しかし雨風の激しいとある朝、子どもたちはある事実を聞かされることに。
・・・これは、藤城先生の「又三郎」を代表するもう1枚の作品でしょう。
地の底から響いてくるような力強さがみなぎっています。
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・・・又三郎は転校してしまったのでした。
いなくなった又三郎の噂話をしている級友たち。
単なる後日談風の場面に見えますが、
これも先にご紹介した2作と並ぶ、先生の「又三郎」の代表作だと思います。
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この、モンペの映る濡れた床、おそろしいほどにリアルではありませんか?!(@@)
先生の卓越した水面の表現については以前からよく知られていますが、
ここまでのリアリズムは前代未聞!
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でもそれだけでは、この作品を代表作とまでは呼びません。
実は、宙に浮かび去って行く又三郎の姿がさりげなく描き込んであり、
不思議なこの物語にふさわしく、
どこまでも謎めいた余韻を残してのラストシーンに仕上げられているのです。
これは賢治の原作にはない、先生のオリジナル。
先生の「風の又三郎」に対する造詣の深さ、宮沢賢治への想いの丈が、
この1枚からにじみ出ているように思えてなりません。
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周りの自然をあるがままに受け入れているのと同じように、
謎めいた又三郎のことも、まるっとそのまま受け入れてしまう・・・
この大らかさや優しさが物語全体を包み込んで、
とても温かみのある雰囲気を醸し出しているような気がします(^_^)
 
 
 
・・・「銀河鉄道の夜」から「セロ弾きのゴーシュ」を経て、
ついに「風の又三郎」にたどり着いた藤城先生。
先生の描く宮沢賢治は、これで完結したのでしょうか?
あるいは、もしかしたら「雨ニモ負ケズ」や「永訣の朝」などの詩作の世界も、
いずれは作品になるのでしょうか??
いえ、ぜひそれらも見せていただきたい。
そう思うのは多分僕だけではないと思うのですが。
 
1点だけ、賢治の詩を作品化したものがあるので、最後にご紹介しておきます。
1958年の中学二年コース2月号に掲載されたものです。
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◆過去記事
:宮沢賢治特集(1)「銀河鉄道の夜」①
:宮沢賢治特集(1)「銀河鉄道の夜」②
:宮沢賢治特集(2)「注文の多い料理店」
:宮沢賢治特集(3)「風の又三郎」
:宮沢賢治特集(4) ~「セロ弾きのゴーシュ」によせて~
:宮沢賢治特集(5) ~もう1つの「銀河鉄道の夜」~
:影絵「月夜のでんしんばしら」
:宮沢賢治への想いを綴る
:<画像>日曜美術館 藤城清治89歳の”風の又三郎”
:<動画>日曜美術館 藤城清治89歳の”風の又三郎”
:<動画>日曜美術館「光と影の“又三郎” 藤城清治89歳の挑戦・完結編」
:「風の又三郎」ラストシーンの驚き
:「風の又三郎」の下絵をいただきました^o^♪
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

新緑の藤城清治美術館 訪問記<6>(チャペルでの2つの発見) 

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新緑に映えるレンガ作りのチャペル。
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今回の訪問で、ここで2つの発見をしました。
1つは楽しい発見。
もう1つは悲しい発見。
 
 
まずは楽しい発見から。
”太陽と王子さま”のステンドグラス群に
藤城先生のイニシャル「f」が隠されていることに、
お気付きになったファンの方も多いのではないでしょうか?
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それはここと、
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ここ。
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でも実は、ほかにも「f」はあったのです。
ほら、ここに!!
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最初は偶然かと思ったのですが、
お聞きしたところ、
この椅子は「f」を表現するために作られた”特注品”なのだとか(@@)
まさしく灯台下暗し。
1年間 気が付きませんでした(^^;;)
 
 
 
 
もう1つは悲しい発見。
それは、この”月と人魚”の一番大きなステンドグラスにありました。
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中央の黄色いガラスに走る一条の光。
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あろうことか、それはヒビだったのです。
よく見ると、その左下の青いガラスにももう1本。
ショックです。
我が目を疑いました。
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・・・この件はもちろん美術館スタッフにお知らせしました。
その方によれば、このようなことは前代未聞だそうで、
すぐに処置を行なうとのことでした。
美術館の対応は素早いでしょうし、修理も完璧にできるでしょう。
それでも、藤城先生をはじめとするみなさんの心中はお察しするに余りあります。
 
どうか一日も早く直りますよう、心からお祈りいたしております。
 
 
 
 
◆過去記事
:藤城清治美術館 訪問記<4>(教会・ステンドグラス)
:藤城清治美術館 図録より(3) -教会・ステンドグラス-
:「クリスマスの集い」<2> 教会ミニコンサートとステンドグラス
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

藤城清治美術館 on TV! 

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とちぎテレビの番組が、いくつかの地方でも放送されるそうです。
ご案内役は、館長の亜季さん♪
旅人のお二人は、どなたなんでしょう??
いずれにしても、楽しい30分間になりそうですね(^_-)-☆
 
 
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◆藤城清治美術館ブログ:藤城清治美術館がテレビで紹介されます
 
◆とちぎテレビ:とちぎ発!旅好き!
 
 
 
 
 
 
 
 
 

「井浦新の日曜美術館」 

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日曜美術館 司会者の井浦新さんが本を出版します。
その中で紹介されるアーチストには、藤城先生の名前も!
 
日曜美術館では2回にわたって「風の又三郎」制作の様子が放送され、
しかも井浦さんは藤城清治美術館にまで足を運んでいらっしゃいます。
 
そんなことから、どんな紹介内容になるのかとても楽しみ(*^_^*)
7月下の発売が待ち遠しいですね♪
 
 
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なおこの情報は総小判さんからいただいたものです。
いつも本当にどうもありがとうございますm(_ _)m
 
 
 
◆青幻社 新刊案内
:井浦新の日曜美術館
 
◆過去記事
:<画像>日曜美術館 藤城清治89歳の”風の又三郎”
:<動画>日曜美術館 藤城清治89歳の”風の又三郎”
:号外! NHK日曜美術館で藤城先生の続編!!
:3/16の日曜美術館は拡大バージョン!(訂正あり)
:<動画>日曜美術館「光と影の“又三郎” 藤城清治89歳の挑戦・完結編」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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