December 5, 2014, 11:00 am
「日本一大阪人パノラマ」を紹介する、
最新の動画です♪
関西テレビの「すてき歳時記」で
12月3日放送されました(^o^)/
2分足らずのものですが、
これまでズームアップされていない部分が拡大されるなど、
目が釘付けになってしまう内容です。
なお末筆ながら、
今回の動画も総小判さんからいただきました。
いつも本当にどうもありがとうございますm(_ _)m
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December 6, 2014, 11:00 am
いよいよ中央部分。
一番にぎやかに描かれ、最も藤城先生が力を込めたと思われるエリアです。
にぎやか過ぎて、1回ではとてもご紹介しきれないので、
今回はその前編です。
デッサン画のこの部分が”中央”。
その中を、上から下へと向かってめぐって行きます。
一番上の真ん中に、赤い観覧車。
梅田のヘップファイブです。
遠くにあるにもかかわらず、あえてその存在を際立たせるように描いてあるのは、
やはり先生にとって”観覧車”というものが、
特別なものだからなのではないでしょうか。
完成した影絵の中では、さらにその存在感はアップし、
向きまで変わっています。
実物です。
赤一色というのは、シンプルでありながら強いインパクトがありますね。
中之島公会堂は、
現場でスケッチを描く場面から。
仕上がった直後の画像です。
見えづらい夜に、わずか1時間足らずで描かれたとはとても思えません。
アップにしてみると、
デッサンの味わいがよく分かります。
着色されたデッサン画の公会堂は、
影絵になるとこの通り。
先生はレンガ造りの建物がお好きで、
見つけると描かずにはいられないんだそうです(^_^)
.
実物の画像。
これは日中のものですが、
こちらは先生が描かれた夜間の様子です。
真ん中の後ろ姿は、藤城先生ご本人。
じっと、観察していらっしゃいます。
アメリカ村の壁画「PEACE ON EARTH」。
先生はここをお気に召され、2度ほどスケッチに訪れたそうです。
ロボットのような街灯も、先生の興味の対象だったのでしょうね。
ちょっとニューヨークのソーホーのような雰囲気。
先生がお気に召した理由が、なんとなく分かるような光景です。
はり重。
すき焼きやしゃぶしゃぶの老舗だそうです。
それほど大きな看板ではないのですが、あえて「パノラマ」の中に描いてあります。
もしかしたら、先生のお気に入りのお店なのかも?
まさしくこの看板なのですが、
はり重の全景を見ていただくと、そのサイズをお分かりいただけると思います。
![イメージ 41]()
がんこ寿司。
回転寿司のチェーン店なのですが、
確かに「がんこ」そうなおやじさんが描かれてます。
実物よりも、先生の絵の方が「がんこ」そうなのでは?!(笑)
まねきねこ。
猫がマイクを持っていることでお分かりのように、カラオケ屋さんです。
猫好きな先生には、たまらない看板だったんでしょうね(^o^)
う~ん、まねかれて思わず歌ってしまいそう♪
先生の”まねきねこ”にはどこのお店かまでは描いてありませんが、
「当ビル5F」なのはこの看板のまま。
ということは、やはり心斎橋店なのですね。
グリコ。
文字通り心斎橋の”看板”。
モデルは綾瀬はるかさん。
デッサン時は工事中で、綾瀬さんの幕でおおわれていましたが、
下絵制作中に「6代目グリコ」になるやいなや、
先生はすかさず変更。
あくまでも最新の大阪、普遍性のある大阪にこだわっていらっしゃったことが、
この変更からもうかがわれます。
下絵が切り吹かれ、影絵になってゆく制作過程。
写真も見ながら、正確に描写していらっしゃいます。
ほぼ完成したとおぼしき「6代目グリコ」。
画像を裏返してみると、この通り!
実物は、僕が小さかった頃のものよりすごく鮮明。
調べてみたら今回からLEDになったんだそうで、納得です(^_-)-☆j
くいだおれ太郎。
言わずと知れた、大阪を代表するキャラクターです。
一時期撤去されていたようですが、2009年から復活(^o^)v
個性的なキャラクターの宝庫 大阪の中でも、ひときわ強い個性の”彼”を、
先生は丁寧に描いていらっしゃいます(*^_^*)
デッサンから下絵へ。
そして影絵へと。
くいだおれ太郎のなんとも言えない人なつっこさが、
見事ににじみ出ているではありませんか?!
そもそもこんなに愛嬌のある”彼”が、
一時的とはいえ撤去されていたなんて信じられません。
カムバックして来てくれて、本当によかったです(^o^)/
・・・「名所めぐり」をつづりながら、
なんだか大阪の街をそぞろ歩きしているような気分になってしまいました。
いつか実際に、先生の描いたモチーフを探しながら、
ゆっくり味わいのある街を歩いてみたいものです(^_^)
なお末筆ながら、
実物画像の一部はファンクラブの友人からいただいたものです。
いつも本当にどうもありがとうございますm(_ _)m
◆過去記事
:「日本一大阪人パノラマ」名所めぐり その1
:「日本一大阪人パノラマ」名所めぐり その2
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December 6, 2014, 8:10 pm
きのう行われた追加サイン会の様子が入ってきました♪
この日の藤城先生と亜季さんのコーディネートは、薄めのブルーで統一。
落ち着いた感じです(^_^)
いつものようにスピーディに、でも1枚1枚丁寧に描いていらっしゃいます。
その合間には、もちろん握手も(^_^)v
小さなお子さまも、ファンなんですね(^o^)
今回の写真を送っていただいたわくわく玉さんが、
前回のサイン会の折りに撮った写真を差し上げていらっしゃいます。
サインの手を止めて、先生すごくうれしそう!
サイン会が終わり退出されるときのワンショット。
お二人ともいい表情で、ナイス・シャッターチャンス!!
ところでこの日の靴下は、
なんとグレイ一色!
考えてみればごく普通の靴下なわけですが、
藤城先生が普通の靴下を履いているというのは、返ってビックリです(@@)
・・・今日のサイン会は13:30から。
もう間もなくです!
列に並んでいるみなさん、心とカメラの準備はいいですか!?(^_^)
末筆ながら、
今回の写真のほとんどは、わくわく玉さんからいただいたものです。
いつも本当にどうもありがとうございますm(_ _)m
◆藤城事務所ブログ
:光と影の芸術人 藤城清治世界展 最終日です
◆わくわく玉さんブログ
:いよいよ最終日!藤城清治世界展 ― 2014/12/07
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December 7, 2014, 11:00 am
「名所めぐり」もいよいよ最終回。
今回は「日本一大阪人パノラマ」中央部分の、後編です。
まずはカールおじさん。
もちろん、あの明治製菓のお菓子のキャラクターです。
♪それにつけてもおやつはカ~ル♪
「日本一大阪人パノラマ」にはいくつものキャラクターが描かれていますが、
彼もその一人。
ちなみに藤城先生がこれまで描いた、ご自分以外が作り出したキャラクターは、
くまモン、ガンダム、ミッフィー、ミッキーマウスなど、いくつもあります。
たこ家「くくる」。
道頓堀にある、たこ焼き屋さんの看板で、
右下の丸いものは、もちろんたこ焼(^_^)
完成した影絵のたこはかなりリアル。
本物みたいです。
で、実物の方を見てみると、
なるほど、元の看板もリアルだったんですね!
かに道楽。
言わずと知れた、大阪を代表する看板の1つですね。
上のラフスケッチが着色され、
下絵が描かれ、
影絵になりました。
真っ赤にゆで上がり、"看板”なのにとても美味しそう!(笑)
こちらが実物。
これ、実はゆっくり手足を動かしているんです。
記憶が定かなら、たしか目も!
ドンキホーテの観覧車。
「日本一大阪人パノラマ」に描かれた3つ目の観覧車です。
1つ目は天保山の大観覧車、
2つ目は梅田ヘップファイブの赤い観覧車。
まるで大阪の観覧車を網羅するかのようです。
やはり先生には、観覧車への強い思い入れがおありなのでしょうね。
ちなみにこれは、世界初の丸くない観覧車なのだとか。
思い入れのある先生もさぞかし驚かれたのでは?
大阪タカシマヤ。
心斎橋から歩いて来ると、アーケードの途切れたところにあるのがタカシマヤです。
角地に建つ丸みを帯びた建物で、
「パノラマ」の中でも、ひと目でそれと分かります。
建て替えられることなくリニューアルされた建物からは、老舗の重みを感じます。
「パノラマ」の中でもあえて目立つように描かれているので、
斬新なものとともに歴史ある建物がお好きな先生の、
きっとお眼鏡にかなったのでしょう(^_^)
東京日本橋のものもそうですが、
高島屋の建物には味わい深いものが少なくないです。
通天閣。
あべのハルカスにも負けない、大阪のランドマーク!
新世界の界隈を描いたラフスケッチからは、
強烈な街の個性が伝わってきますね。
デッサン画には、すでに完成作かと思われるほどの迫力があります。
下絵制作中の様子。
「えびす串かつ」って書かれています♪
下絵から影絵へ。
藤城先生らしい遊び心で、てっぺんにはこびと達。
肝心の完成作なのですが、
残念ながらこのような不鮮明なものしかありませんでした。
どうかご勘弁をm(_ _;)m
![イメージ 20]()
ただ幸いにも、てっぺん部分だけは鮮明なものが見つかりました。
大阪城の虎を含め、猫は「パノラマ」の中の何ヵ所かに描かれています。
が、こびとはこの一人だけ!
貴重なショットです。
看板の居並ぶ街並みとそびえる通天閣。
強烈な大阪の個性そのもののような光景です。
筋肉マン。
どうしてここに彼が?と不思議だったのですが、
「新世界100年まつり」の公式キャラクターになっているとのことでした。
その経緯は分かりませんが、なんとも濃い組み合わせですよね(^_^)
ちなみに新世界には、筋肉マンのミュージアムもあります(^_^)v
なぜか彼の足元には、賽銭箱!(@@)
ビリケンさん。
神様でありながら強烈な個性を持つビリケンさんは、
大阪の街の馴染み深い存在。
すっかり新世界の街並みに溶け込んでいます。
そんなビリケンさんは藤城先生の大のお気に入りで、
思い切りイマジネーションを膨らませて作品化してあります♪
ビリケンさんの周りには、布袋さんをはじめとする七福神が描かれています。
でも七福神、実は先生の想像の産物で実際の街並みには居ません。
それどころか、実は全員ビリケンさんなのです!
なんとビリケンさんの七変化!!(^o^)/
ビリケン神社のビリケンさん。
なんとも愛嬌のある、人なつっこいお顔♪
足の裏が変色しているのは、そこに触るとご利益があるからなんだそうです。
こちらがビリケン神社の全容。
なんだか神社っぽくないな~と思ったら、
「新世界串かつ振興会が同神社を建立」したとのこと(@@)
この大阪のしゃれっ気、たまりません(^o^)
なおビリケンさんは、
1949年上映の名画「哀愁」の中で、非常に重要なアイテムとして登場します。
主人公に扮するロバート・テイラーの握るビリケンさん。
これを彼が切ない思いで見つめるシーンから、映画は始まります。
当時映画会社にお勤めだった藤城先生も、
「哀愁」をご覧になっていたに違いありません。
ビリケンさんは、先生にとってとても懐かしく、
思い入れのある”神様”なのではないでしょうか。
・・・さてさて「名所めぐり」、いかがでしたでしょうか?
僕は新世界で思いっきり串カツを食べて、くいだおれてみたくなりました(笑)
そんな素晴らしく楽しい大作の「日本一大阪人パノラマ」。
できることなら、これからもどこかの影絵展で公開されることを祈ってやみません。
◆過去記事
:「日本一大阪人パノラマ」名所めぐり その1
:「日本一大阪人パノラマ」名所めぐり その2
:「日本一大阪人パノラマ」名所めぐり その3
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December 9, 2014, 6:52 am
12月7日、大阪展最終日のサイン会。
この日もすごい人出となりました。
そんな中、いつものように手早くかつ丁寧にサインを書いてゆく藤城先生。
この日の先生のいでたちは、全体に黒っぽい服装。
それとは対照的に、亜季さんは白と淡いピンクです。
この日も無事にサイン会を終え、そのあと先生の向かった先は・・・
それは、ジャン・フォートリエ展。
彼は第二次大戦後の抽象芸術の先駆的な存在で、
その後の美術に大きな影響を与えたフランスの画家なのだそうです。
先生の描く作品とは一見かけ離れて思えますが、
師事された猪熊弦一郎氏や脇田和氏は、日本の抽象芸術の第一人者。
藤城先生の中には、
そんな前衛アーチストとしての心意気が、実は脈々と受け継がれているのです。
フォートリエ展の作品を少し見てみましょう。
1枚だけを眺めていると何がなんだか分からない感じもしますが、
何枚か見ていくと、そこに不思議な叙情性のあることに気が付きます。
以前に藤城先生がいつも目指しているとおっしゃっていた、”甘くない叙情性”です。
先生は今に至るまで変わることなく、
ずっと同じテーマを追求し続けていらっしゃるんですね。
フォートリエ展を見終え、国立国際美術館を後にする藤城先生。
その表情からは満足気な様子がうかがえます。
・・・あ、言い忘れました!
画像はないのですが、この日の先生の靴下は白地に黒の水玉でした♪
末筆ながら、
今回の画像は、わくわく玉さんからいただきました。
いつも本当にどうもありがとうございます。
◆過去記事
:12/6 大阪展サイン会模様
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December 9, 2014, 11:00 am
すでにクリスマス・シーズン真っ最中♪
そんな素敵な季節にちなんで、
影絵に描かれたステンドグラスを集めてみました。
(ほとんどの画像の右下をクリックすると、拡大できます)
影絵の中のステンドグラスといえば、
この作品を思い出す方が多いのではないでしょうか?
ステンドグラスの目を見張る美しさ!
影絵から、賛美歌が聞こえてきませんか?
![イメージ 2]()
ここからはそのほとんどを、1つ1つ拡大してご紹介してゆきます。
虫眼鏡までも使って描かれ、
先生をしてもう二度と同じ作品は作れないとまで言わしめた超細密画の世界。
どうか隅々までご覧になってみてください。
ちなみに、
これらのステンドグラスは右から左へ向かっての遠近法のほか、
下から上への遠近法も駆使して描かれていて、
教会の奥行と同時に、ステンドグラスの高さを強調し、
その圧倒的な迫力がよりクリアに伝わるよう計算されています。
この作品は単に細密なだけでなく、とても緻密にも作り上げられているんですね。
「クリスマスの鐘」は、実は物語。
ほかにもステンドグラスがあちらこちらに登場します。
鐘の鳴る瞬間。
ステンドグラスが素晴らしいだけでなく、
高らかな鐘の音が聞こえてきそうな光による描写が圧倒的。
なおこちらの作品にもデフォルメされた遠近法が使われ、
斜めに描かれた鐘楼の力強さを表現しています。
雪の中に浮かび上がるステンドグラス。
白い雪に映え、また趣きの異なった美しさです。
今回の4枚のうち、この最後のものだけが、垂直のものを垂直のまま描いてあります。
それは、本来はこの絵が物語の最初の1枚だからなのだろうと思います。
おだやかさを感じさせる始まりからドラマチックな結末へと、
「クリスマスの鐘」の流れに合わせて描き分けてあるのではないでしょうか。
(1~3枚目までは、物語の順に並べてあります)
・・・短い物語のためだけに描かれたとはとても信じられない、超絶的な作品群。
藤城先生の卓越した表現力と深い精神世界を感じずにはいられません。
なお「クリスマスの鐘」は、
「ロンドン橋でひろった夢」(暮しの手帖社)に載っていて、
今も入手することができます。
また、朗読DVDも日本コロンビアから発売されています。
◆暮しの手帖社
:「ロンドン橋でひろった夢」
◆日本コロンビア
:藤城清治 クリスマスの鐘/マッチ売りの少女
http://columbia.jp/prod-info/COBM-5597/
◆過去記事
:DVD「クリスマスの鐘・マッチ売りの少女」
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December 9, 2014, 11:22 pm
12月8日、藤城先生が大阪から東京に戻っていらっしゃいました。
靴下は、グレイの地に白、黒、ベージュ、緑の水玉!
12月6日のサイン会の折りにグレイ一色と思われたものは、
実は上の画像の靴下だったんでしょうね。
帰宅してすぐにラビちゃんとご対面♪
休む間もなく、ラビちゃんのスケッチが始まりましたが、
当の本人はそ知らぬ顔(笑)
そんなこんなのうちに下絵が仕上がり・・・
あれよあれよという間に影絵に!
おお~っ、カワイイ♡
なんと、夜10時半頃には出来上がってしまったそうです(@@)
このラビちゃんサンタは、
12月23日の藤城清治美術館クリスマスイベントでお披露目されるとのこと。
しかも何かの形で使われる予定だそうで、とても気になります(^_^)
ちなみにこれまでのネコちゃんサンタは、
現在、教文館のハウス・オブ・クリスマスの会場で会うことができます(^_^)v
モデルは、たぶんアラメちゃんかな?
こちらの夢のような作品にも・・・
右上に♪
・・・那須のクリスマスイベントまで、あっという間に2週間足らずになりました。
ラビちゃんサンタにも、そして藤城サンタにも出会えるだけで、
もう充分ビッグプレゼント!
参加する方々はそろそろソワソワしていらっしゃるのでは?!(^_^)
◆藤城事務所ブログ
:ラビのサンタクロース 急遽完成
◆藤城清治美術館ブログ
:12月23日(火・祝) <クリスマスの集い2014>開催
◆過去記事
:2014教文館 ハウス・オブ・クリスマス
:こびとサンタ in 教文館(東京出張報告その2)
:12/6 大阪展サイン会模様
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December 10, 2014, 4:53 pm
「作っちゃったよ」。
・・・亜季さんがアトリエに帰ってきた時、
藤城先生が開口一番おっしゃったセリフだそうです。
ラビちゃんサンタに続いて、ケロヨンサンタ!
山盛りのプレゼントを持ったケロヨン、かわいいです♡
なによりもこのケロヨン自身が、最高のプレゼント!
ケロヨンのサンタ姿って、
そういえば、ありそうでなかったかもしれません。
探してみたんですが、せいぜいこの中のクリスマスっぽい服装くらい。
でもこんな、天使の姿のケロヨンを見つけました(^^)v
・・・本邦初公開と思われるケロヨン・サンタ。
作品は、藤城清治美術館のクリスマスイベントでお披露目されるとのこと。
これはぜひ実物を見てみたいですね(^_-)-☆
イベント当日は、もちろんケロヨン本人も登場します。
もしかしてこんな感じの出で立ちなのかな!?(^_^)
(これはフィギュアです)
◆藤城事務所ブログ
:ケロヨンサンタがやってきた!
◆藤城清治美術館ブログ
:12月23日(火・祝) <クリスマスの集い2014>開催
◆過去記事
:ラビちゃんサンタ♡
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December 12, 2014, 11:00 am
ステンドグラスの描かれた影絵を集めた2回目です。
今回は「クリスマスの鐘」以外の作品をご紹介してゆきます。
(ほとんどの画像は、その右下をクリックすると拡大できます)
「クリスマス・イブの教会」。
「学習画報」1959年12月号の表紙絵です。
「クリスマスの鐘」を彷彿させる見事さ!
おそらくこの作品がそのベースになっているのではないでしょうか。
素晴らしい作品ながら、「学習画報」の表紙でしか見たことがありません。
もし原画が残っていれば、さぞかし見応えのあるものに違いありません。
初期カラー作品の知られざる傑作!!
ステンドグラスの1つ1つを見てゆくと、大迫力!
その精緻な作り込みの素晴らしさに、圧倒されます。
絵柄には、クリスマスにふさわしくトナカイが、
それぞれに描き込まれています。
![イメージ 2]()
![イメージ 3]()
「2300匹 鐘が鳴り響く祈り」。
仙台市の笹かま館にある幅15mの大作で、1989年に作られました。
その中央付近にも、ステンドグラス。
作品そのものが巨大なため、このステンドグラスも大きく描かれており、
藤城先生の制作した影絵のステンドグラスの中で、最大のものです。
こちらも、ズームアップ!
海にちなんで、中には何匹もの魚が描かれています。
よく見ると波頭まで立っていて、カモメとおぼしき鳥も。
★は星ではなく、ヒトデですね(^_-)-☆
「天使の贈り物」。
2001年の作品です。
遠ざかる列車とそそり立つステンドグラス、そしてその向こうへと続く階段。
どこか「銀河鉄道の夜」ともイメージが重なります。
清廉な祈りを感じさせる、21世紀最初の傑作です。
雪に煙り、まるで蜃気楼のような、異色のステンドグラス。
その淡い色調は得も言われぬほどの美しさです。
「天使のうたごえ」。
透きとおった歌声が聞こえてきそうな、クリスマス作品。
昇仙峡影絵美術館にあり、1980年代の制作と思われます。
「天使の贈り物」と共通する構図で、
この作品が土台になっていると思われます。
「天使のうたごえ」にも、”バラ窓”のステンドグラスが描かれています。
見るからに花が咲いているような、キュートな窓です。
「雪の降る教会」。
1972年作です。
カラーでありながらどこか素朴な味わいがあり、
それがこの作品の魅力につながっています。
上の「天使のうたごえ」の元になったのではないかと思われる絵柄で、
つまり「天使の贈り物」の元の元になった作品です。
藤城先生のイマジネーションの飛躍には、凡人の到底及ばないものがありますね。
この作品にも、1つだけですが”バラ窓”が描かれています。
「光の天使」。
あまり知られていない作品ですが、心に残る1点。
1980年代の作と思われますが、これも実物を見たことはありません。
絵柄は2枚1組で、
聖母マリアとキリストらしき幼子、そしてそれを祝福する天使と動物たち。
これは、キリスト降誕の場面なのです。
また「光の天使」は、
ステンドグラス影絵の中でも唯一の特徴を持つ、珍しい絵柄です。
それは、床に映える光。
ステンドグラスの持つもう1つの魅力まで、この作品は描き切ってあり、
しかもそれが構図の中央に描かれていることから、
実はこの”光”こそが作品の主役と言えるでしょう。
「光の天使」は、ステンドグラス影絵の隠れた傑作です。
ご参考までに、
藤城清治美術館チャペルの、床に映える光の様子です。
「アッシジの街並み」。
来年あたりに絵本として出版されるはずの、「聖フランシスコ」の中の1枚で、
2013年の作品です。
その中に描かれた教会。
ここにもステンドグラスがあるのですが、
これまでとは大きく作風が異なっています。
立体感のある人物像の、
聖者の声が聞こえてくるかのような存在感。
もはやステンドグラスの域を超え、さながらイコン!
これほど圧倒的な絵柄が大きな作品の中にさりげなく描かれているとは、
只々驚くばかりです。
おしまいは、意外なところのステンドグラス。
「ケロヨンのユートピア」です。
ケロヨンのおうちの素敵なドア。
ここにも小さいながら、ステンドグラスが♪
とてもキュートな玄関です(^_^)
・・・クリスマスにちなんでの影絵の中のステンドグラス、いかがでしたでしょう?
そこには深い祈りが込められ、
緻密な世界から、先生の敬虔な思いが切々と伝わってきますね。
◆過去記事
:影絵の中のステンドグラス <1>
:学習画報 その2
:笹かま館 「メルヘンサロン」(1)
:クリスマス作品集(東京出張報告その5)
:SLのある風景(中編)
:「クリスマスの集い」<2> 教会ミニコンサートとステンドグラス
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December 12, 2014, 10:11 pm
この前生まれたばかりのラビちゃんサンタ、
早くもお仕事しています(^o^)![イメージ 1]()
藤城清治美術館クリスマスイベントは、
まだ予約に余裕がある様子。
どうぞ早めのお申し込みを(^_^)
◆藤城清治美術館ブログ
:12月23日クリスマスの集い2014開催
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December 13, 2014, 11:00 am
札幌展の影絵展会場内の動画です。
1分半ほどものので、場内のいくつかの作品をさらりと撮ってあります。
オープニニングは入口あたり。
90人のこびと達による、藤城先生の90歳を祝う作品と、
先生が壁紙に直接描いた、大通公園の作品が見えてます。
紹介されている作品の中には、
先日ご紹介したばかりの「クリスマスの鐘」も(^^)v
会場内の雰囲気をとらえた、肩の凝らない動画です。
・・・長期間と思ってた札幌展も、あと1ヶ月ほど。
会期終盤はかなり混み合いますので、お早めがオススメです。
なお来週末は、またもやサイン会(^_-)-☆
末筆ながら、
この動画情報は総小判さんからいただきました。
いつも本当にどうもありがとうございますm(_ _)m
◆過去記事
:北海道展CMに最新作が!(画像追加あり)
:札幌展会場で作品制作が進行中!(画像追加しました)
:<速報>札幌展会場で作品制作が進行中! その2
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December 15, 2014, 10:25 pm
ラビちゃんサンタに続いて、
ケロヨン・サンタもお仕事し始めました(^o^)/
ラビちゃんはクリスマスイベント、
ケロヨンはHAPPY BAG。
どうやら分業のようです(^_^)
・・・それにしても、スゴイお値段ですね~(^^;)
購入できる方がうらやましいです♪
なお末筆ながら、
この情報ははーちゃんから教えていただきました。
今回も本当にどうもありがとうございますm(_ _)m
◆藤城事務所
:HAPPY BAG
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December 16, 2014, 11:00 am
クリスマスイブまであと1週間♪
そんなわけで、今日は教文館ハウス・オブ・クリスマスのご紹介です(^_^)
(画像の右下をクリックすると、拡大できます)
玄関。
いつものように藤城先生の”作品”が飾り付けされています。
さりげないようでいて、なんて贅沢なディスプレイなんでしょう!
天使をはじめ、クリスマス・キャラクターが勢揃い。
思わず見入って、周りをぐるぐる回ってしまいました(笑)
赤鼻ではなく、ピンクのお鼻のトナカイさん。
右上のおっかない顔のおじさんは、くるみ割り人形です(^^)v
キャラクター達の間に散りばめられた、真っ赤な水玉模様。
その中にもキュートな絵柄が詰まってます。
キャンドル。
そのキャンドルを飾るツリー。
ひょっこり顔を出したトナカイ。
こっちに向かってウィンク?
ディスプレイ前では、ハンドベル・ミニコンサートが催され、
手回しオルガンの生演奏も♪
客引きの呼び声にさえ、年の背の風情を感じます。
一歩入って、エレベーターホールにもいつもの作品。
まるで影絵展でしょ?!
ハウス・オブ・クリスマス入口にも、影絵。
よく見ると、サンタの帽子のボンボンが水玉の1つになっています。
藤城先生の遊び心ですね(^_^)
グッズの飾り棚は、まるでメリーゴーランド♪
青い角のトナカイが駆けて行き、
トナカイ達は回らないので、
自分がぐるりと回って楽しんでみました(笑)
こびとサンタは神出鬼没。
教文館のために作られた影絵に現れたかと思えば、
なんとフィギュアになって、グッズに紛れてたりもします。
(残念ながら、売り物ではありませんでした^^;)
小さなサンタばかりかと思いきや、
こ~んなビッグなサンタまで(@@)
いったいどんなお話のワン・シーンなのでしょう?
ここからは会場内に特設された、ミニ影絵展の様子です。
紹介されている2編のお話は、両方ともにクリスマスにちなんだもの。
どうぞ童心に返って、絵本を読むように楽しんでみてくださいね(^_-)-☆
1つは「若草物語」。
2つめは「一番すてきなクリスマス」。
このお話は「お見舞にきたぞうさん」(暮しの手帖社)に載っています。
華やぐ銀座を離れ、
目黒の藤城事務所では、しずけさの中でクリスマスを迎えようとしています。
でも見た目は静かでも、
中ではきっと先生が、熱い思いで新作に挑んでいらっしゃるんでしょうね。
藤城事務所は、年がら年中”師走”です(^^;)
・・・どうぞみなさんに、すてきなクリスマスが訪れますように♪
なお今回は、去年までは展示されていなかったものや、
お見せできていなかったものを中心にご紹介してあります。
実際にはこびとサンタの作品などまだまだたくさん飾られていますので、
詳しくは、どうか過去記事をご覧になってみてください。
◆教文館
:フェイスブック
:ハウス・オブ・クリスマス
◆藤城事務所
:もうすぐクリスマス
◆過去記事
:2014教文館 ハウス・オブ・クリスマス
:2013教文館 ハウス・オブ・クリスマス
:こびとサンタ in 教文館(東京出張報告その2)
:ミニ影絵展 in 教文館(東京出張報告その3)
:教文館エトセトラ(東京出張報告その4)
http://blogs.yahoo.co.jp/lightandshadow7111/30024183.html
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December 18, 2014, 6:45 am
突如、決まりました!
12月23日、藤城清治美術館クリスマスの集いへ行ってまいります(^o^)/
ラビちゃんサンタと、
ケロヨン・サンタと、
そして藤城サンタに、
会って来ま~す(♡。♡)
イルミネーションも、すごく楽しみ♪
ちなみ今年の那須は、思いっきりホワイトクリスマス(@@)
ロマンチック&ドラマチックかも?!
雪に映えるイルミネーションはさぞかし幻想的なことでしょう(*^_^*)
![イメージ 3]()
おっと、あやうく言い忘れるところでした。
イベントに参加すると、こんなクリスマスプレゼントがもらえるそうです。
「ラビのサンタクロース」。
藤城先生 直筆サイン入りで、限定200名!
・・・もう浮き足立ってしまい、なんだかそわそわ状態な私です(笑)
現地リポート&旅行日記、載せますね(^_-)-☆
◆藤城事務所ブログ
:ラビのサンタクロース プレゼント!
:藤城清治美術館『クリスマスの集い2014』!
◆藤城清治美術館ブログ
:12月23日(火・祝) <クリスマスの集い2014>開催
:美術館周辺の積雪状況について 12月18日(木)午前8時30分現在
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December 20, 2014, 3:09 am
藤城事務所のブログが大きく変わります♪
近々、亜季さんご自身のブログが始まるとのこと。
より藤城先生の日々がリアルに伝わってくる、
密着型のものになりそうな気配です(^o^)/
◆藤城事務所ブログ
:ファンの皆様へ
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December 20, 2014, 9:58 pm
すでに今日の僕とまゆまゆさんのコメントをお読みいただいた方もいらっしゃるかと思いますが、本日の札幌展サイン会において藤城先生が体調を崩されました。
サイン会は辛うじて実行されましたが、先ほど藤城清治美術館から、23日のクリスマスイベントに先生がいらっしゃるかどうかは流動的となったという連絡が入りました。
残念ではありますが、僕個人としては、先生には何もかもを後回しにして、ゆっくり静養していただきたいという気持ちでいっぱいです。
きっとほかのファンのみなさんも、同じ気持ちなのではないでしょうか。
なおまた何か続報がありましたら、すぐにお知らせします。
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December 22, 2014, 5:19 pm
イベント、始まりました♪
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December 22, 2014, 7:29 pm
プレゼントを先生からお渡しいただきました♪
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December 22, 2014, 7:35 pm
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December 24, 2014, 11:00 am
クリスマスの集いの前日、藤城清治美術館。
見慣れたはずの光景の中に・・・
2人のサンタ!
「ラビのサンタクロース」。
「ケロヨン・サンタ」。
よく見ると、水玉模様の靴下が!!(^_-)-☆
ちなみにご本人はこちら。
さすがは藤城事務所トップスター、ポーズがばっちり決まってます♪
(12/23日撮影)
エントランスの、外↑と中↓で。
22日の夜には、最新作が到着。
さっそくエントランス内に飾られました。
12月19日に完成したばかりだそうです。
この新作は今回のクリスマスの集いのために作られたもので、
まだタイトルさえ未定とのこと。
このメルヘンこそ、唯一無二の藤城先生の世界ですね。
トナカイを駆る双子のようなこびと達。
こびとの子ども??
だとしたら、本邦初公開!
にゃんこサンタもちゃっかり便乗(^_^)
ちなみに白くてまん丸のお顔は、クリスマスプレゼントの詰まった袋です。
パパさんサンタ(?)、けっこう凛々しいです!
この雪が、なんともメルヘン♪
まるで子どもの頃に見た、夢そのもののような美しさではありませんか?
・・・美術館は、すでに華やいだ雰囲気でいっぱい!
翌日のパーティーの楽しさを予感させる、すてきな兆しに満ちていました(*^_^*)
なお末筆ながら、
12月23日撮影のケロヨン画像は、ファンクラブの友人からいただきました。
どうもありがとうございますm(_ _)m
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