今日も前回に引き続いての、図録からのご紹介です。
(画像の右下をクリックすると拡大できます)
ミニ影絵劇は、スクリーン側からだけでなくその舞台裏も見ることができ、
影絵劇のからくりが楽しめる”一粒で二度おいしい”仕掛けになっています^v^
スクリーン側から見るとこんな風だったり、
こんな感じだったりしますが、
舞台裏はこのとおり。
ちょっと分かりづらいものもありますが、
左の回転木馬、真ん中の地球儀、その後ろのビル、左側には観覧車が見えてます。
たとえば観覧車を拡大してみると、
そこにはケロヨンをはじめとするいろんな動物や、こびとも乗っています。
「ターンテーブルに並ぶセット」では見えづらかった回転木馬。
細かくいろんな色に塗り分けられていて、
これに光を透すと、
ほら、このとおり!
幻想的なメルヘンの世界の登場です。
まさに走馬灯!!
様々な形の木々も、
スクリーンを通すとこんな風に^^v
葉の絶妙な色の違いが森の雰囲気を醸し出しています。
こちらは大きなビル。
そこに光が当たると、
こんなにカラフルな窓がいっぱい♪
今度は地球儀。
色とりどりの国がスクリーンに映し出されています。
カラフルな地球儀が、光の具合を変えることでこのように幻想的にも変化します。
そして地球。
「地球は回る 夢は生まれる 回り舞台」というフレーズにふさわしい場面です。
ここでは先生の作った影絵作品がプロジェクターで投影されています。
・・・いかがでしたでしょうか?
ナマで影絵劇が見られて、しかもそのからくりまでも楽しめるなんて、
まさしく藤城先生の目指した”劇場型美術館”の象徴ともいえるものですね♪
◆過去記事:藤城清治美術館グランドオープン出席日記<4>(ミニ影絵劇)